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ーー七海龍生
腹が減ってはなんとやら、ってことで俺と翔は購買に来た
購買には誰もおらず、パンなどの商品だけが並べられている
「龍!やべぇぞ!」
翔の声に反応して購買の外を見た
外には2メートルはある全身が赤い巨人が歩いていた
「な、なんだよ、あれ?」
俺は巨人と目が合った
「ヤバイ!誠吾!扉を閉めろ!」
教室を振り返り誠吾に叫んだ
誠吾が何か言おうとしたが
「俺達なら大丈夫だ!こいつ倒してから戻る!」
と言ってピースして見せた
誠吾は頷いて扉を閉めた
ガシャン!
窓を蹴破り巨人が購買へと入ってきた
俺は翔に外に出るように目で合図を送った
合図に気がついた翔は近くにあった椅子を巨人の頭に投げつけた
巨人が怯んだ隙に巨人が蹴破った窓の場所から2人は外に出た
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