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白衣の男と同じように巨人は消えた
コインが3枚転がっている
「翔、こいつ3枚だってよ。」
「マジで?10枚くらいかと思ったのにな。」
俺達はコインを拾い購買へと戻る
当初の目的の食料をゲットする為だ
後ろから東堂も着いてきた
「助かった、ありがとう!」
東堂は深々と頭を下げた
「あんたはどうする?自分のクラスに戻るか?」
龍が東堂に聞いた
「できれば、あんた達に着いて行きたい。」
「コインは持ってるのか?」
「俺は3枚持っている。自分の1枚と連れに渡された2枚だ。あいつらの為にも生き残りたい。」
「じゃあ、着いてこいよ。」
龍がそう言うなら俺は何も言わない
俺達のリーダーは龍だからだ
俺達は購買の扉から教室へと戻った
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