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教室を出てすぐ、向かったのは屋上。
本当は誰も入れないように鍵がかかっているが、僕は鍵を持っているので入れる。
【おい…大丈夫か?】
「別に…」
黒影は口調はガサツだが、とても面倒見の良い兄貴肌。僕よりも性格が良い。
体を貸した後、身に覚えのない友達が出来てたりするくらいだ。
こうなるから、友達を作ると面倒くさい。
どうせ外側しか見てない。
いざというときには裏切られるものだ。
「黒影…今日一日体貸すから変わってくれ」
【はぁ?面倒くさいからってこうゆう時ばっかり…あ!おいっ…!】
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