第1章 つながる

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教室を出てすぐ、向かったのは屋上。 本当は誰も入れないように鍵がかかっているが、僕は鍵を持っているので入れる。 【おい…大丈夫か?】 「別に…」 黒影は口調はガサツだが、とても面倒見の良い兄貴肌。僕よりも性格が良い。 体を貸した後、身に覚えのない友達が出来てたりするくらいだ。 こうなるから、友達を作ると面倒くさい。 どうせ外側しか見てない。 いざというときには裏切られるものだ。 「黒影…今日一日体貸すから変わってくれ」 【はぁ?面倒くさいからってこうゆう時ばっかり…あ!おいっ…!】
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