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学校について、自分の席に座る。
ラッキーなことに僕の席は窓際。席について早々、窓の外を見る。
人間はこんなにもちっぽけで、明日の自分に何が起こるのかなんて考えていない。
「千陰!おはよう!」
「あぁ」
髪の毛はアシンメトリー高身長男子。
僕よりも背が高い。
「昨日のドラマ見た?」
「何回もいってるよね?僕、あんまりテレビ見ないって」
「そうだな!でも、一応聞いとくの!」
そう言っていつも楽しそうに笑う。唯一僕に無駄な話をふっかけてくる、この男は桧原陽平(ヒノハラヨウヘイ)。
いわゆる、クラスに一人いるお調子者。
「お、おはよっ!」
「あぁ」
桧原の横にふと現れたら小柄な女の子。
この子もまめに挨拶をしてくれる知り合いの一人だ。
確か、三上華都(ミカミカヅ)。
背はかなり低い150あるか、ないか…
髪の毛はふわふわとしたショートヘアー。
その後、一方的に話続ける桧原を軽く無視して、時を過ごした。
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