ほのぼの異世界かと思った?残念!決断の時だよ

7/7
前へ
/33ページ
次へ
「うん、それぐらいなら余裕だよ。君を送った後で届けておくね」 「サンキュな。」 「お安い御用だよ。じゃあ送るけど、心の準備は大丈夫かな?トイレは済ませたかい?お腹は減ってないかい?」 「お前はカーチャンかよ。大丈夫だ全部問題ない。」 「これから行くのは本当のデスゲーム、泣いても笑っても運命は変わらない。」 「はいはい分かった分かった。」 「世界の全てが君の敵になる可能性もある、全ての人間に気持ち悪がられるかもしれない。」 「へいへい」 「一生童貞かもしれない」 「大きなお世話だ馬鹿野郎っ!!」 てかなんなんだよコイツはよ送れよ 「いや~久々のお客さんだからさ、テンションも高くなるのさ。」 知らんがな、俺からすれば時間の浪費なんだが。 「じゃあ送るね。【痛い子痛い子飛んでけ~】」 「なんだその詠唱!!」 その言葉を最後に俺の視界から黒髪のイケメンが消えた。 さあ、デスゲームの始まりだぜ!
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

164人が本棚に入れています
本棚に追加