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いきなり訳の分からない言葉が出てきたんだけど、というか…
「魔法!?マジで!」
ヤバイ興奮してアドレナリンがウッハウハだぜ!
「マジマジ大真面目。魂波だけどね。」
そこはどうでもいい、というか…
「魔法、じゃなくて魂波は分かったが。俺はこれからどうなるんだ?」
「そうそう!君は此処でこれからが決まる選択をしてもらうよ!…というかコレが本題だったんだけど。」
「して?その内容は?」
第一重要なら最初に言えよ
あ、コイツ心読んで嫌そうな顔しやがった
「君にはこれから行く世界の役割を決めてもらいます。すなわち、
全ての人々の希望…勇者!(になれる可能性がある冒険者)
又は
悪の根源、世界を暗黒に閉ざす。
その力は並の冒険者を薙ぎ倒し、数百、いや数千といった魔物を操り。ダンジョンを自ら構築して冒険者を迎え撃つ存在。
魔王!(とほとんどの確率で呼ばれるようになるダンジョンクリエイター)
さあ、運命に従い決めよ。」
「おいコラ取り敢えず突っ込ませろ。」
贔屓がひどい。
「何かな?」
「なんで勇者はちょっと悪いデスヨ~みたいに言って、そんなに悪のダンジョンクリエイターを推薦する。」
第一説明の長さも違うし。
「えーっと…ほら!ダンジョンクリエイターってかっこいいじゃん!」
「死ね」
アホかコイツ
「辛辣ぅ!」
「何か言えない理由でもあるのか?それともどうしてもダンジョンクリエイターになって貰わないとならない理由とか…。」
「………。言わなきゃダメかい?」
「いや上目遣いでもキモいだけだから。」
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