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「そこにまず10000人を試験的に入れてみたのさ、勿論勇者と魔王に分けてね。」
「ん?端数はなんなんだ?」
「そこに気がつくとはお目が高い!」
声高くするなよ、お前は高○さんかよ。ちなみにあの人がCMに出ると売り上げが2倍になるらしい。
じゃあ全部あの人で良くね?とか言っちゃダメだよ
「割合がおかしくなったんだ。」
「割合が?勇者と魔王の?」
「そう、勇者と魔王(冒険者とダンジョンクリエイター)の比率は10000を半分半分にして5000づつにしたんだ。でも、圧倒的に違う物があったんだ。」
「それは……?」
「それはサポーターの違い。
例えば、冒険者側には民間人から【英雄】と言われて崇められていたメチャクチャ強い奴が居たんだ。それが四人も
それに対してダンジョンクリエイター(略してダンクリ)側にはクリエイトサポーターと呼ばれるシステムしか無かったんだ。」
「クリエイトサポーター?なんだそれ、あと英雄ってのも気になるんだが。」
「そこら編は向こうの世界に行けば分かるから。話を続けるね、サポーターが違えば戦力も変わる。まさに蹂躙だったよ、5000居たダンクリ達はたった3年でほぼ壊滅にまで追い込まれてしまったんだ。」
「なっ!…マジかよ……。」
どんだけ英雄って強いんだよ
「ちなみに英雄は一騎当万レベルだから。」
チートダメ絶対。俺はオンラインゲームでのチート使用を絶対に認めない。対人型はもっと許せねえ。
「んで、圧倒的にダンクリが少ないからその補充に端数が当てられてるんだよ。」
「ふーん、じゃあ大丈夫じゃん。ちなみに今ダンクリは何人いるん?」
「三人だよ」
は(-ω- ?)
「三人だけ。だってしょうがないじゃん、見つかり次第英雄に報告されて潰されちゃうんだから。」
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