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「よろしくな、後輩」 近寄ってきて肩をポンポンと叩かれた。 ふわりとした綿菓子のような無邪気な笑みを向けられる。 日焼けした肌に茶色く変色をした柔らかそうな髪、大きく猫のように切れ上がった瞳、黙っていると生意気そうだけどよく笑うので愛嬌のある顔立ち、細く長い手足。 誕生日だけなら一年も違わない。 俺が彼にバトンをつなぐ。
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