第2章

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まぶたを透かして強い光が目に入ってきた 「もう朝か…のわっ!」 目を開けるとアリシェーラの顔が目の前にあった 「なにしてんだお前」 「貴方の寝顔見てただけよ?」 そうですか 「ところで貴方の名前聞いてなかったわね。なんていうの?」 スゲェ今更なことだな 「白衣 平和だ」 「し…ら…い?なんかすごく呼び辛いわね」 マジかよ 待てよ?英語っぽくしたら呼びやすいか? 「多分ピース・ホワイトローブの方がいいやすいかも」 「ピースね?初めからそう言いなさいよね」 いや、本名じゃないんだが… 「さて、昨日の服のままだし早く着替えて授業行くわよ!」 そう言ってアリシェーラは服を脱ぎ始めた っていやいや! 俺まだ部屋から出てもいないんだけど! 「落ち着けアリシェーラ!とりあえず俺が部屋から出るまで待て!」 するとアリシェーラはキョトンとした顔で 「なんで?」 この子バカなんじゃないですかねぇ! 「俺は男でお前は女!ドゥーユーアンダスタン!?」 「それがなんだっていうのよ。それと私のことはアリスでいいわ」 なぜ今そんなどうでもいいことを! 後、半脱ぎの状態で頬を染めるな! ドキドキするだろうが馬鹿野郎!
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