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部屋に戻るとアリスはすぐに寝てしまった
「今日は疲れたからな。しかしこいつはどうすれば外れんだろうな」
俺は部屋で一人シールドアックスと格闘していた
「とりあえず起こすとまずいからロビーにでも行くか」
寝ているアリスを起こすのも忍びないしな
さてと
「どうすっかなぁ…」
「あら、何かお困りなのかしら?」
突然声をかけられ、顔を上げると一人の女が立っていた
「えーっと…」
「カスケードよ。わたくしの使い魔ととても仲良くしているそうじゃない?わたくしとも仲良くしていただけない?」
「構わないけどアリスをいじめんのはやめてやってくれ。あいつもあいつで魔力が無いなりし必死で努力してきてんだから」
「男前な貴方に言われたらしょうがないわね。ちょうど最近揶揄いがいがなくなって退屈してたところよ」
男前って…ンなことはないと思うけどな
「ところでこんな時間まで外出か?魔法が使えるとはいえ女の子1人の夜道は危ないだろ。気をつけろよ?」
「ふふふっ」
俺が心配してやってるのに何故かカスケードは楽しそうに笑っていた
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