第3章

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部屋に戻るとアリスはすぐに寝てしまった 「今日は疲れたからな。しかしこいつはどうすれば外れんだろうな」 俺は部屋で一人シールドアックスと格闘していた 「とりあえず起こすとまずいからロビーにでも行くか」 寝ているアリスを起こすのも忍びないしな さてと 「どうすっかなぁ…」 「あら、何かお困りなのかしら?」 突然声をかけられ、顔を上げると一人の女が立っていた 「えーっと…」 「カスケードよ。わたくしの使い魔ととても仲良くしているそうじゃない?わたくしとも仲良くしていただけない?」 「構わないけどアリスをいじめんのはやめてやってくれ。あいつもあいつで魔力が無いなりし必死で努力してきてんだから」 「男前な貴方に言われたらしょうがないわね。ちょうど最近揶揄いがいがなくなって退屈してたところよ」 男前って…ンなことはないと思うけどな 「ところでこんな時間まで外出か?魔法が使えるとはいえ女の子1人の夜道は危ないだろ。気をつけろよ?」 「ふふふっ」 俺が心配してやってるのに何故かカスケードは楽しそうに笑っていた
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