第1章

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「ふぇ~ん!辛かったよぉ!寂しかったよぉ!ふぇ~ん!」 泣き止まねぇか まぁ、泣いた方がスッキリするだろ 「これからは俺がいる。今は泣きたいだけ泣いちまえ。」 「ふぇ~ん!」 ひとしきり泣いた後アリシェーラは眠ってしまった 「仕方ねぇ。ベッドに運ぶか」 床が固くて足がいたい 「よっこいしょっと…離してくんねぇな…俺も眠いしこのまま寝ちまうか。おやすみーっと」 アリシェーラの規則正しい寝息を子守唄にして俺は微睡みの中に意識を沈めた
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