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夕は気付いているのだろう、俺が無理していることを
でも俺はそんなこと知りたくないんだ
大丈夫、昨日決めたばっかじゃん
「あ、今日帰り遊べないから」
尾城が思い出したようにいう
「何で」
陽は尾城に聞き返した
が、次の瞬間には分かったように頷いた
「あー、彼女とデートか」
「おう」
陽の問いに尾城は待ちどうしいというように笑って返した
ズキッ
「和人!」
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