第1話～高三の夏休みはイロイロ忙しい～

ありがとう

《ピンポーン》

ゴロゴロとベッドの上をさ転がっていると玄関のチャイムがなった

母さんはパートに出ていていない
俺はそれを思いだし渋々玄関に向かった

｢今開けまーす｣

ガチャッ

｢おはよう｣

玄関の戸を開けるとすぐにその人物は挨拶してきた

晃司だった

｢話があるんだ、上がっていい？｣

真剣な顔をした晃司に俺はただ頷いた