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晃司はそんな俺を気にせずそのまま話を続けた
「気のせいだったら悪い、でも木村最近へんだったし」
なんで
「なんでそう思ったんだ」
「え?」
「変だったからって俺が尾城を、好き、とか」
真っ白になった頭がゆっくりと思考し始める
「ハッキリしたことは分かんない、
けど、
映画館で拓真と会った時木村、泣きそうな顔してた。次の日学校来たときも拓真のこと気にしてたから、そうなのかと思ったんだ..」
晃司は俺の質問に静かにそう返してきた
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