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｢ハァ、家帰って着替えず寝たらこんな為っただけだ｣
中坊じゃねぇんだからそんなんで騒ぐなっつの
｢ちぇ、つまんねぇのー｣
陽は興味が失せたらしく大人しく晃司に撫でてもらっている
チョンチョン
｢ん？どうした夕｣
さっきまで寝ていた夕が腕を伸ばし俺の服を引っ張った
夕は俺の隣に座っていて、夕の隣に尾城、陽、晃司の順で座っている
机を３つくっ付けてそれを５人で囲んでいる
｢お腹すいた｣
｢さっきもいってなかったか？｣
｢うん、お腹すいたから｣
夕は目を擦りながら俺に言う
夕は基本マイペースだ
栗色のふわふわな髪と同色の目を何時も眠そうに擦っている
そんな夕の手の上に俺はパンを置いた
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