キメ顔でいうな

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「なぁ夕、ここはどうするんだ?」 晃司はコツコツやっていたらしく、解らない問題などを夕に教えてもらっている 「最後に残したら辛いの分かってて何でやらないかな」 「終わりが近ずかないとやる気が出ない!」 「キメ顔でいうな」 もう一人のバカ、尾城は問題を解いていた手を止めそんなことを言ってきた 「無駄口はいいから早く終わらせようよ」 夕が持っていた本を置いてこちらを見ていった 「あと少しで10時だから、それ1時迄に終わらせるよ」 バカ二名を見ながら夕がニッコリ笑った 「スパルタモード入ったな」 「あぁ」 俺と晃司は避難するように3人から離れ勉強を始めた
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