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「ずっと話し掛けてんのに返事ねぇし、ボーッとしてどうした?」
俺は思った以上に考え込んでいたらしく、尾城が大きな声で呼んだのに驚いた
「悪い、考え事してた」
尾城の方に向き謝った
「いいんだけどよ、大丈夫か?もしかして体調悪かったりすんじゃねぇの?」
そういい尾城は俺の顔を覗き込んできた
「ッツ!」
「ん?どしたん《バシッ!》いっ、何で叩くんだよ!」
つい手が出てしまった
「悪い、でも大丈夫だから気にすんな」
俺は尾城を見ながら申し訳なさげに言った
「ならいいけどよー、叩くのやめろよなっ!」
尾城はそういうとジェットコースターに行こうと言ったので俺も頷き行くことにした
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