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「我が儘って誰のことだコラ」
睨み付けながら尾城を見る陽だが
如何せん、尾城より6、7㎝身長が低い陽は見上げていてまるで迫力がない
「お前のことだよ、どうせアレ食べたいコレ食べたいって騒いだんだろ」
「騒いでねぇしっ!」
「ホントか?」
俺は尾城と陽を指して隣に立つ晃司に聞いた
それに対し帰ってきたのは苦笑
あー、我が儘いわれたんだなと分かった
「お疲れ」
俺は晃司の肩をポンッと叩いた
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