サイアク

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「おい拓真~、コレ見てみ?」 陽が尾城に自分が持っている雑誌見せる 「なんだよ、陽」 「...」 「コレコレ」 「うわっ、胸デケー」 「だよなっ!」 「なぁ、晃司コレどう思う?」 尾城は陽の隣に座る晃司にも見せようとする どうやら、グラビアが載った雑誌みたいだ 「いや、俺はいいよ」 晃司は手を振りながら断る 「えー、じゃあ夕と木村は?」 「興味ない」 「...」 夕はどうでも良いというようにパンを食べている 「なぁ、木村は?」 「..どうでもいい」 「何かテンション低くね?」 「別に」 そして、尾城が俺を名字で呼ぶこと
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