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「あっ、そうだ」
陽は突然声を上げたかと思うと誰かに電話を掛け出した
今日は土曜
だから尾城はいない
でも月曜はどうだろうか
今までは補習やその他諸々あって来ていただけであって
もしかしたらアイツは残りの夏休みを彼女と過ごすのではないだろうか?
そして家に一人で居たくない俺は学校に来て陽の口からその事を聞くのだろう
陽は尾城と高校からの付き合いの癖にすげぇ仲良くてそういう話をよく聞いてくる
俺はそんなのを毎日聞いていれるだろうか?
「...かず「え~っ!来ないのかよ」、チッ」
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