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「拓真のやつ来ないんだってよー」
夕と話していると陽が不機嫌気に声を上げた
「なんだ、拓真に電話してたのか」
「うん」
晃司は不機嫌な陽の頭を撫でながら聞き返した
陽もそれに素直に返事をする
「彼女と忙しいから無理だとっ、リア充め!」
陽は心底忌々しげにぼやいた
ああ、そうか
そもそも土曜は休みで彼女と遊ぶというのは当然の事でないのではないか?
そんなの尾城に彼女がいた時点で分かりきっている
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