やめる

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あれから、泣き止んだ俺は夕に謝り一緒に帰ることになった 「今日は本当に悪かったな」 夕は俺が泣き止むまでずっとそばにいて抱き締めていた 高三の男同士がトイレで抱き合ってるなんて端から見たら何してんだって感じだし 「いい、それより大丈夫?」 夕は事も無げに首を横に振り俺に聞き返してきた 「あぁ大丈夫、夕のお陰だ」 俺は心配気に見てくる夕に笑って見せた 「..そう、また何かあったら何時でも聞くから」 夕は俺から視線を反らし前を向いていう その声にも俺を気遣う気持ちが滲んでいて 「ありがとう」 どうしようもなく、あたたかっかた
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