32人が本棚に入れています
本棚に追加
/134ページ
バシッ
「触んなっ」
俺はその手を払った
「っ!お前、」
尾城は俺を怒鳴ろうとしたが止まった
「木村?」
晃司は俺の顔を見て心配そうだ
「ごめん、先帰るわ」
「木村!?」
「おい、木村っ!」
俺はそれだけいうとその場から逃げ出した
バンッ
俺はあのまま走り家まで帰ってきた
荒くドア閉め、自室のベッドに倒れ込んだ
「クソッ」
一人になると我慢していた涙が溢れてきた
最初のコメントを投稿しよう!