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「アァ~、俺も美人の彼女ほしい」
陽は尾城を睨むのを止めぼやいた
「和人」
ビクッ
「な、なんだ?」
陽たちの話を聞いていると夕に呼ばれ驚く
「大丈夫?しんどい?」
「何で」
夕は眠そうに細めた目で俺を見て聞いてきた
「手、握り締めてるから何処か痛いのかなって」
俺の目を見ていたのを反らし、机の下にある俺の手に視線を移した
確かに俺の手は固く握られていた
それに気付き手をパッと開く
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