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round7回天
ギラノはホールつくとスーパー海物語りin沖縄2桜MAXに座った。
「こいつで、、こいつでラストだ!吐き出せ、吐き出しちまえ!」
ギラノは打ち始めた。 投資七千円目、再びギラノの元に満歩が現れた。 「お前金あるじゃん」 ギラノ「・・・・・・」 満歩はしばらく見ていた後ギラノの隣の台で打ち始めた。
ギラノ「!!・こ、このデフレが!だ、ダメだ、もしこんな状況で満歩に先に引かれたら、、完全にゲロ履いちまう、クソバエが!エバンゲリヨンでも打ってやがれ!」
ギラノ投資二万円目に突入。
「く、クソー!糞がぁー!な、ナムさん!」 ギラノが二万円を使い果たそうとしていたその時、ギラノの左隣に座っていた老婆が口をひらいた。「あ”ーあんたーごれ次であだるよ!」
「え、、」
老婆「泡がにがいぎだでじょう、次も絶対ぐるがら!」
老女の言った通り次の回転で三回目の予告がきた、、そして、魚群、、、 ギラノ初の大当りゲット 漫歩「!!」
ギラノ「フッ、、ふふふ、くふふ、、ウヒャは!はー!あぶねー!何とか引いたぜ、漫歩より先によ!ククク、てめーの魂胆は分かってる、すでに投資のかさんでいた俺を見つけたてめーは俺を殺りに来たのよ。てめーにしてみたら俺は負傷した敵兵よ、当然狩りにくるよなぁ、くくっ、漫歩よぉ、、なんて面してんだ。
漫歩の表情はまるで納得のいかない加山雄三のようであった。その瞬間ギラノは全身から「熱」が抜けていくのを感じた。それはギラノ最大のミスであった事にギラノ本人は気付いた。
ギラノは自分の目の前の敵、徹頭徹尾非の打ち所のない底無しのモンスターを相手にしている。「勝てるわけがない、、」圧倒的無力感を感じたギラノは隣に現れた漫歩に敵対心をスライドさせたのだ。そして漫歩への敵対心を燃やし始めた、それによりギラノは勝負を続ける事ができたのだ。
しかしそれは偽りの炎、、先の希望は「漫歩のいい顔が見たい」、と言った低レベルな希望へと移り変わっていた。
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