round3

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round3

義裸野 秀一がパチンコを打ち出したきっかけは友人の奈芽幸一の影響が大きい、たまたま奈芽にパチンコを誘われてたまたま当たった、、勝ち額は二千円が五千円になるくらいのささやかなものだったしギラノもそれほど楽しいとはおもわなかった。パチンコもそんなに怖いもんじゃねーんだな、、ギラノはしばらくの蜜月を楽しんだ。 しかし、間もなく時代はスロット黄金期を迎えようとしていた、幾多の多重債務者をだす激動の時代といわれる時期に突入する。ギラノを初めその事に気付く者はまだいないのだ。 ある夏の日、ギラノがいつものパチンコ屋に並んでいると奈芽が通りかかった、「おい奈芽ー」 ギラノが声をかけると奈芽はニヤニヤしながら近づいてきた、「お前なんか嬉しそうだな」 奈芽「昨日さー、何と十万勝ったんだよ~十万ムフ、」 ギラノ「じ、十万ー!じ、じ、十万て、、おま何でそんな、」 奈芽 「これよコレ👍」 奈芽は親指をリズミカルに右に動かした、 奈芽、「スロットよ、大花火で五千枚でたのよ、これからはスロットの時代だぜ!」ギラノ「おま、、金貸してくれよ!、、、、、、、こうしてスロット黄金時代は幕を開け奈芽とギラノはその渦に巻き込まれて行く事になるのだ。
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