第七話

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この可哀相なウィスキー達に詫びたいか野口ィ~?ああ~、申し訳ない気持ちでいっぱいか? 「はい!申し訳ございません気持ちでいっぱいであります!」 胸が張り裂けそうか野口ィ! 「はい!ハートブレイカーであります!」 よ~しよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし野口ィ、今からお前の傷を癒してやろう、この子供達を全員、お前のケツに流し込む!全て入ったらお前の傷もいえるだろう。 「はい!願います!」 まずはイザワの三年物ォ!トクトクトクトク! 「う!うわぁぁぁぁぁ」 お~おえらいぞ野口、全て入ったな、続いてイザワ の 「天使の爆弾」こいつはアルコール度が高いからな、それトクトクトクトク 「うわわわわわわぁぁぁ!」 ほ~お、よく入ったな野口ィ、、最後だ、イザワの「十二年」 ふん! トクトクトクトクトクトクー 「う! うぎゃあぁぁぁーブーツ!ブー!ブー!ブバブバブリュー!ブリー!ブリブリリリース! おやおやおやおや、汚い奴だな野口ィ~、まぁこれでお前の業も洗い流された、よかったな野口ィ。井澤は去って行った。 野口は糞まみれの酒瓶を握りしめ泣いていた・・・ ズンチャカ♪ズンチャカ♪ズチャッ♪ズチャッ♪ hotor~cold~心地よいレゲエミュージックが野口を眠りから覚めさせた、 ピーン。投機は間もなくラバウルへ到着します 野口は慌ててサングラスを外しハンケチで眼に溜まった水をふきとると何事もなかったようにサングラスをかけ脚をくんで 煙草に火をつけた。 窓の外には南国、ラバウルの海が輝いていた。
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