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「待たせたか?」
「いいや、待ってないさ」
一夏は剣を構える、俺はヒートスラッシャーを右手に構えた
「行くぜ!!」
「来い!!」
開始は激突から、互いに火花が散る
「でえぇい!!」
「うわあぁ!!」
ヒートスラッシャーにエネルギーを送り、高熱を発生させ斬り飛ばす。更に左手にレールガンをコール、連射する
「そこ!!」
「っと!?」
前口上には遅いが…
「さぁ踊れ!!俺とブラックフレームの奏でる…戦慄の鎮魂歌(レクイエム)を!!」
「クソッ!!」
右手だけで斬撃を防ぎ、左手で撃つ
「いちかばちか!!」
「遅い!!」
「なっ!!」
ウェポンコンバーチブルウィングを装備、アウグスト自動展開、発射準備…このプロセスを1秒で終わらせ、発射!!
「ぐあぁぁぁぁ!!」
一夏が煙に包まれる…
「まだだろう?織斑一夏」
「あぁ」
返答と同時に煙が晴れる、そこには白のIS、ファーストシフトを終えた白式…
「・・・」
一瞬、その美しさに見惚れた、美しく強い機体に
「なにか言えよ!?」
「あぁ、うん」
「それだけ!?」
「織斑」
さて、質問するか…
「君は何のために戦い、何のために守る」
「よく、わからないな…」
「剣の名前を見てみろ」
おそらく見たのだろう、驚きの表情に変わった
「雪平…弐型…」
「その意味はわかるか?」
「俺は…最高の姉さんをもったよ…」
「ふむ、それで?」
一夏の持つ雪平弐型が変形し、エネルギー刀を形成する
「でもそろそろ…守られるだけの関係は終わらせないとな」
「ならば、どうする?」
「これからは俺も、家族を守る」
真剣な目…いい目だ
「そうか…それが君にとっての正義か…」
「…よくわからないけどな」
こいつには、俺が戦い方を教えてもいいかな…そう思い、武器を構える…最後は二人同時だった
「「これで…終わらせる!!」」
一刃で終わらせた…勝者は
「勝者、藍澤カズマ!!」
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