スペシャルマッチ?

2/3
50人が本棚に入れています
本棚に追加
/213ページ
「イセリアさん!!」 「なんでしょう?」 「スペシャルマッチです!!」 いま・・・なんと? 「もう一回言ってくれます?」 「スペシャルマッチです!!」 あーえーとー、あぁ!! 「相手は藍澤カズマですか?」 「はい!!」 (逃げたい!!)・・・無性にその感情が湧き上がった 「シールドエネルギーが・・・」 「使っていないだろう」 「・・・」 どうやら逃げられないらしい 「わかりました、全力で相手しましょう」 逃げられないなら、叩き潰す!! [10分後] 「私は嫌だよカズマ」 「俺はワクワクしているけど?」 「私を叩きのめすチャンスだからでしょ?」 イセリアは、満面の笑顔で返してきた 「うん!!そのとおり!!」 「させるか!!」 その言葉が、戦闘開始の合図である。 「喰らえ!!」 「見えている!!」 初弾を回避、距離を取って 「遅い!!」 「それが!!」 背面に回り込んだカズマを迎撃する 避けられるのは計算済み、だから 「いけっ!!ファンネル!!」 「なにっ!?」 カズマに黙って着けていた新装備を惜しげもなく使う!! 「ぬっ!!くっ!!」 多角度からの連続攻撃、その密度はセシリア・オルコットのブルーティアーズを遥かに超える 故に彼女より高い適性を必須としている武装だ 「もらった!!」 「しまっ!?」 一瞬の隙をついて射撃、したはずだった
/213ページ

最初のコメントを投稿しよう!