50人が本棚に入れています
本棚に追加
話を適当に切り上げ、織斑に向き直る
フィーネ「まぁ…何も知らないからこそ、とんでもないことをしそうではあるがな」
私は横目で見ながらセシリアに告げる
一夏「俺に何かを期待されても困るんだが…」
フィーネ「期待はしてないぞ?」
一夏「してないのかよ!?」
フィーネ「現実主義者(リアリスト)なのでな」
一夏「はぁ…」
爆弾を投下してみるか
フィーネ「それに、倒したんだろう?教官を」
セシリア「はぁ!?」
詰め寄るの早いな…
一夏「倒した、というよりも突っ込んできたのを避けたら壁に突っ込んで動かなくなったんだけど」
セシリア「私だけと聞きましたが…」
フィーネ&一夏「女子では…というオチじゃないのか?」
セシリア「なっ!?あっ貴方も教官を倒したって言うの!?それにあなた!!」
フィーネ「なんだ?」
セシリア「あなたも女子でしょう!?」
むっ…失礼な
フィーネ「小娘と一緒にするな」
セシリア「なっ!?」
一夏「おっ、落ち着けよ…なぁ!?」
セシリア「これがおちつ!!」
チャイムで中断された…ナイスタイミング
その後、セシリアは一夏に捨て台詞をはいて席に戻っていった
授業も終わり、時間的にも暇なので見て回る…剣道場はなかなか良かったな…入部はしないが
フィーネ「うん?篠ノ之箒は剣道部員じゃなかったか?」
小声だが…そういう感想が出てきた
ゆっくりとした足取りで部屋(鍵を渡されていた、1026号室・・・空き室)に向かう…ん?急に出てきてどうした織斑一夏
一夏「たっ…助か」
ズドン!!という音と同時に木刀が突き出る
フィーネ「ほう…」
さらに続けて5回、合計6回の突きだ。合板製の扉といえそれを木刀で貫くとはな…
最初のコメントを投稿しよう!