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翌日…織斑先生の説明によりクラス代表の選出が行われることになった
千冬「自薦他薦は問わない、誰かいないのか?」
女生徒1「はい!!織斑くんがいいと思います!!」
女生徒2「私もそれがいいと思います」
織斑が慌てて言う
一夏「おれ!?ちょっとまっ!!俺はそんなのいや」
セシリア「納得がいきませんわ!!」
「嫌だ!!」の、「だ!!」を言わせてやれセシリア…可哀想だろう
セシリア「そのような選出など認められません!!男がクラス代表なんていい恥さらしですわ!!」
んっ?少し端折ろう
セシリア「大体、文化としても後進的な国で暮らさないといけない事自体耐え難い苦痛で!!」
一夏「イギリスだって大したお国自慢はないだろ?世界一マズイ料理で何年覇者だよ?」
フィーネ「それに日本と同じ経済状況と発展レベル…比べられる所などあるのか?」
反射的に言ったことだ、気にするな…無理だったか
セシリア「おいしい料理は沢山ありますわ!!それに敗戦国ではありません」
フィーネ「恐れ戦いて逃げた国ではあるがな」
再び反射…仕方がない、性分だ
セシリア「あなたがた!?私の祖国を侮辱しますの!?」
一夏は無言…なにか言え!!
フィーネ「で?」
セシリア「決闘ですわ!!」
一夏「おぅいいぜ四の五の言うよりわかりやすい!!」
元気だなぁ少年…私はうんざりだ
セシリア「そこのあなたも!!」
フィーネ「構わないが?…はぁ…」
後半は完全に呆れているので力が抜けた
セシリア「なっ!?この後に及んでなんですの!?」
一夏&フィーネ「ハンデはどのくらい付ける?」
一夏は笑われたが…私は何も言われないだろう
女生徒1「ハンデ付けてもらったら?」
織斑を推薦した生徒が私にそう告げる
フィーネ「ハンデのせいで勝ったり負けたりするのは嫌いでな…やるならば本気で挑むさ」
織斑先生が締まらせる
千冬「話は纏まったな?それでは勝負は次の月曜、第3アリーナで行う、織斑とオルコット、フィーネはそれぞれ準備をしておくように」
やるしかないな…まぁいい、本気でやるさ
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