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夏月はガラス玉のような眼をして、
ぼんやりと天井を見上げていた。
身体の上では、
見知らぬ男がぎくしゃくと動いている。
少し視線をずらせば、
薄くなった髪や脂ぎってべたべたした肌、
たるんだ顎に浮くまだらの無精ひげが視界に入る。
それらを見ているのが嫌で、
かと言って眼を閉じると男に何をされるかわからない恐怖があり、
天井ばかりを見つめているのだ。
男は夏月の胸を掴み、
脚を持ち上げ、
裏返し、
身体中をべちゃべちゃ舐め回した。
そして股間の醜悪なものを夏月の中へ押し込み、
息を荒げながら身体を揺する。
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