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ま「何もくそも、わたしは隆弘を手にいれたいのよ…。あんたに関係ないわ。」
真「千晃!落ち着き?な?大丈夫やし。」
真ちゃんが私のそばによって、背中をポンポンしてくれた。
ちょっと、落ち着いた。
やっぱり、最高の彼氏だ…。
って、そんな言ってる場合じゃない!
千「でもほんと!!なんなの!?にっしーとみーちゃんは、引き裂けないから!!」
ま「ふふっ。でも、当の彼女さんは、戦意喪失してるんじゃない?ああやって、かたかた震えてるだけよ…?」
そう。みーちゃんは、腕を抑えてカタカタと震えていた。
にっしーは、こっちを見ているだけだった。
千「にっしー…。なにか、言ってよ。」
隆「…………。」
ま「まあいいわ。また、戦いましょう…。ふふふっ。」
上戸さんは不気味な笑みを残して、出て行った。
千「にっしー!!!なんで、黙ってたの!?彼女、みーちゃんじゃなくていいの!?もしね、上戸さんに反論できなかったとしても、震えてるみーちゃんのそばに行くことくらい出来るでしょ!?…見損なったよ。」
隆「っ…!!そんなこと…!だって…みさこが望んでねぇかもしれねぇだろ!!」
その言葉で、みーちゃんははしっていってしまった。
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