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隆「みさこがそんなこと言うわけないだろ。頭冷やせ、上戸。」
ま「なっなに!?そんなのかばうの?最低!隆弘なんてっ!嫌いになるわよ!?」
隆「良いよ。全然。俺はみさこにさえ好いてもらえればそれでいい。
お前なんて、いらない。」
ま「っ…!後悔するわよ…!」
まりあは爪を噛みながら、屋上を後にした。
隆「みさこ。」
みさこは少しビクッとした。
隆「ごめんな。俺、震えてるみさこを守れなくて、罪悪感であんなこと言ったんだ。昨日の、入学式のもごめん。みさこに、びっくりしてほしかったんだ。ほんと、俺、最低だよ…。」
実「最低なんかじゃない!だって、こうしてあたしを迎えに来てくれたじゃん!全然、最低なんかじゃない!」
隆「うん、じゃあみさこ。俺をもう一度信じてくれないか?別れてないけど…。もう一度俺の彼女になってくれないか?」
みさこは泣き出してしまった。
実「もちろん…っ!隆弘こそ、あたしの彼氏になって…!」
隆「よし!じゃあ、もどるか!」
みさこも泣きやみ、手をつないで教室に戻ったら、みんなにすごく怒られたw
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