『アウフシュテーエンのお屋敷』案内状

『アウフシュテーエンの世界』

さて、アウフシュテーエンに選ばれた者だけが見つけることのできる『扉』

どういった者が選ばれるのか、判断基準は謎です。全ては『アウフシュテーエン』だけが知っています。

また、このお屋敷には、他の世界から招かれた者とは違う者……『original＜ｵﾘｷﾞﾅﾙ＞』と呼ばれる者達が住んでいます。

彼らは『アウフシュテーエンの中で生まれた者達』です。

お屋敷に招待され、自分たちの世界からここに足を踏み入れた者ではなく、この世界で生を受け、この世界の為に存在する……『アウフシュテーエンに作られた存在』

『original』達は生まれた時から、アウフシュテーエンという世界の全てを知っています。所謂、仕組みやシステムを理解している感じです。

その中で彼らは『アウフシュテーエン』の為に、お屋敷の中で日々生活を送っています。

招かれた人達を持て成す為に。
招かれた人達と語らう為に。

とはいえ『original』達も結構自由になんでもやっちゃってますけどね。
働かない恩知らずや、サボり魔くらいいます。

ちなみに、この『アウフシュテーエン』というお屋敷にもちゃんと『御主人様』がいます。
詳細不明の謎多き人物で、その姿を見たものは『original』達だけだと言います。

けれど『御主人様』の話をするのは『original』にとって最大のタブーなので、招かれた人は誰もその存在を知りません。

アウフシュテーエンの『御主人様』とは何者なんでしょうか？

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