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電話から戻ると、拓磨は片手でゴメンのポーズをとりながら
「悪い!!
急用が入ったから、俺行くわ
此処は俺が持つから…」
そう言って、荷物を取ってお金を払った
「里奈、悪いな…!
今度埋め合わせするから…裕也くん、悪いけどこいつも送ってやってくれないか?」
「いーですよ…」
「じゃあ、後宜しく!!」
そう言って、拓磨は行ってしまった
「拓磨さん、お仕事ですかねぇ?
この後どーします?」
遥が聞いてきた
「…私はこのまま帰るわ
二人は、ゆっくり飲んで帰って」
そう言って席を立とうとすると、裕也に腕を掴まれた
「送るよ…」
「いーわよ…
二人は最初から飲んでたんだから、ゆっくりしていって」
「拓磨さんにも、送る様に頼まれたし、送る」
「あなたは、遥さんを送ってあげて!
私はいーから」
「そんな事言わずに里奈さん、一緒に帰りましょうよ」
遥にも言われて、結局3人でタクシーで帰る事になった
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