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「………
…そうだな…
送るよ」
そう言って、車を発進させた
「何よ?
今、何か言い掛けたでしょ!?」
「いやっ…別に~
そういやぁ俺、さっきビール飲んだけど、検問とかないよなぁ~って一瞬考えただけ(笑)」
「笑いごとじゃないでしょ」
「まっ、この時間だし大丈夫だろハハッ」
笑って誤魔化しながら、里奈を送って行った
アパートに着き「じゃ、明日会社で」と簡単な挨拶をして、里奈と別れた
帰りの運転中、ずっと考えていた…
何年経っても、互いに深入りしない関係…
別に、それは俺的にはとても理想な関係なハズなんだけど…
…最近は、それが不満に思っている…
里奈は…‥
俺の事…‥
どう思ってるんだろ…‥
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