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目的のカフェに到着した
ここは同じ会社の仲の良い友達から教えてもらった
ハンバーグがとびっきり美味しいらしい
「お、このハンバーグ美味しそうだな」
「でしょ?友達のおすすめですっごい美味しいんだって」
カズヤと私はそれぞれ味の違うハンバーグを頼んだ
お互いのハンバーグを交換すれば二つの味を楽しめるから
私はカズヤと会った時から今の時間が楽しくて笑顔が絶えない
そんな私をカズヤは面白そうに見ている
「今日のミクは楽しそうだな」
「そうだよ。だってカズヤとデートなんて久しぶりだもん」
「そうだな。ごめんないつも構ってやれないで」
そういうと、そっとテーブルの上の私の手を握ってくれた
「ううん、大丈夫よ。こうして一緒に居てくれるだけで私は幸せだから。」
私もそういうとカズヤの手を握り返した
カズヤのゴツゴツした男らしいて
とても愛おしく感じる
でも、たた一つ気になると言えばカズヤの指にある指輪
その指輪さえ無ければ…
神様どうかその指輪をカズヤから外して自由にしてあげて下さい
そう願いたい気持ちでいっぱいだ
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