第1章

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彼と私は出会って4年 始めの半年は彼の全てを知らなかった 「家族」が居るなんて それを知った時 私はもう別れたいって彼に伝えたの でも彼は「お前と一緒に居たい」って 私は、彼が私を都合のいい女にしたいんだと思った だから、私は彼を忘れようと思った 彼に貰ったプレゼント、彼との写真、彼との思い出を全部捨てた もう彼を思い出したくなかったから でも、彼は毎日私に連絡してきた 私に会いたいって、お前が大好きだって 私も全部捨て去ったと思ったの でも 彼への愛を捨てることが出来なかったって気づいた
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