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「…可愛げの無い女」
「うるさい、ほっとけ」
誰も可愛さなんて求めてない。
ただ静かに過ごしたいだけ。
それ以上は望まねぇよ。
「急がないと遅刻するよ、稀子君?」
「誰が稀子君だよ」
「お前だろ?」
こいつ1回バンジージャンプさせたい。
「では、急がせてもらう」
そう言って私は早歩きで立ち去った。
男なんて信用ならない。
全てはお前のせいだよ。
親父。
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