黒木颯斗という奴

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翌日。 昨日のことがバレてないかドキドキ しながら学校へ行った。 驚くことに何にも変わらない。 あの失礼な奴まだ何も言ってないんだ。 とりあえず一安心。 そしてそのまま忘れてくれと願った。 午前のつまらない授業が終わり お昼休みを睡眠時間に費やしていた時 「白河って奴、いる?」 昨日の失礼な奴の声がする。 幻聴かな。 「は、はい!あそこで寝てる子です!」 声が裏返ってるぜ女子よ。 失礼なノッポはこちらに近づいてきた。 「……何」 「ちょっと俺に付き合え」 そういうと私の腕をひっぱって 無理矢理どこかへ連れていった。 私の貴重な睡眠時間が……。
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