可愛げがない

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「あ、あの!」 あ、この子まだいたんだ。 てっきり逃げたのかと……。 「助けてくれてありがとうございました」 「いえ、じゃ。」 それだけ言うと私はまた学校へと歩みを進めた。 少し早く歩かないと遅刻になりそうだ。 朝からこんな面倒なことに合うなんて…。 ついてねぇな。 「朝からかっこいいことしてんね、メガネ」 もっとついてなかった…。
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