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打ち始め二千五百円、万歩が大当たりを引いた。万歩は力強く親指を立てた、ギラノもそれに応えるように親指を立てた。
しかし単発終了、、しかしながらよくぞ引いた!といったところであろう。
ギラノ「いいぜ~万歩よぉ、流れは悪くない。俺はアマデジに行って来るぜ…」
ギラノはアマデジ海に座り三千円で大当たりをゲット。そのまま一箱勝ち盛りの状態になる。
万歩の様子を見に行くと三箱出ていた。この時点で二人合わせての投資は9500円.まずまずのスタートというに足りて満ち溢れていた。
ギラノ「ククク、どうやら祈願が効いたようだな、」
万歩「祈願?」
ギラノ「ああ、ここにくる前に祈祷師にたのんどいたのよ、あと自分でも祈願したしな。」
万歩「誰にだよ?」
パチンコの神様にだよ、、、
ギラノのいうパチンコの神様とは長野県下伊那郡下條村で、標高777メートルのところにある 【入登山神社】 の神、おおやまずみのみこと。の事である、ギラノは日本八大神社を全て否定し大山祗だけを崇拝していた、また、ギラノは前日から友人の祈祷師に祈祷を頼んでおり今日の勝負のために二つの祈祷が行なわれていた。さらに本日ギラノは愛車ギラノス号に鍵をかけておらず勝負の前にあえてリスクを負うことで勝負自体にかかる邪気払いも兼ねての精神的なリスクの軽減とも言うべきか奇策を実行していた。二つの祈願と一つのリスク、まさにこれこそ本日のギラノの鉄壁ともいえる自信を築き上げ大当たりに導いた事は言うまでもない…
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