第4章

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ふとナルの下半身に視線が向く。 健全な男子高校生としてあの状況を見て勃たない方がおかしい。 例に漏れず、ナルのモノも反応している。 いや、俺相手に勃つのもおかしいよな。 俺、男やで。 「ソレ、家まで我慢するんか」 俺の視線を辿ったナルが「てへっ」と照れ笑いを浮かべる。 「そりゃ、我慢しますよ。竜也先輩の前でする訳にはいかないですし」 「俺にはさせといてか」 「だって、絶対竜也先輩に触りたくなりますよ。それどころか挿れたくなってしまいます」 入れる……? 何に? どこに? え、口とか? 「あかんあかん! それは無理や!」 ブンブンと首を横に振り、キッパリと断る。 「そんなハッキリ断らなくてもいいじゃないですか~。付き合ってるんだし、いずれはする事になるんですよ?」 マジか、今逃れてもいつかやらなあかんのか。 って、付き合ってへんし! .
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