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町までは一本道だったので、迷うことはありませんでした。
夜空は、レイミーとはぐれないように気を付けながらナビゲートします。
「教科書類と文房具、あとは…服とか消耗品とかだね。レイミー!行こう!」
ふわふわとした高揚感に早足になります。
町は一昔前のヨーロッパ風で、レンガの町並みは映画のセットのように綺麗なものでした。
レイミーも夜空と一緒に店を回り、自分の好きなものを買っていきました。
高いもの、安いもの、いろんな値段のものを買いましたが、お金はあまり減っていません。
「多目にくれたんとちゃう?」
レイミーはそう言って手に持ったお菓子を選びます。
どちらも美味しそうで、結局夜空と半分ずつ分けて買うことにしました。
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