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寮は町や校舎と同じく、西洋風の雰囲気でした。
違う場所と言えば、窓が多く、夕方なのに明るいことぐらいでしょうか。
「はよ行こ?そーいやあの茶髪のあんちゃん誰だったんやろね?」
レイミーは不思議そうな顔をしながらカートを押します。入り口にあった地図には208号室は2階にあり、一番西側の部屋でした。
部屋は、綺麗な二段ベッドと勉強机が二つ、クローゼットと棚が二つ、置いてありました。
色々置いてあるのに部屋にはまだ余裕があります。
「すごく綺麗なところだね、レイミー」
夜空が振り替えると、レイミーもふわりと笑い、
「せやな。あたしも気に入ったわ。よろしくな、夜空」
と言って、夜空に明るい笑顔を見せました。
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