休憩時間

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全員の魔導書を貰うことができた夜空たちは教室に戻ります。 「トーヤ。その魔導書に何かあるの?」 夜空が聞くと、トーヤはため息と共に 「何もないよ。別に、僕がシャルドネ様が嫌いなだけだ」 と答えて、足早に帰っていきました。 「夜空ちゃーん!聞いてー!貰った武器めっちゃごついねん!」 先に寮の部屋につき、届いた荷物をほどいていた夜空にレイミーは泣きそうな顔で抱きついてきました。 手にはつや消しされた黒い弓。朝顔のようなツタと葉っぱが巻き付いたもので、腰についているのも同じデザインの矢筒です。 大きさもレイミーと同じぐらいあり、扱えるか不安になるほどです。
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