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失礼します。
と佐藤先生と別れてから20分歩くとつく自宅。
堅苦しいスーツを脱いで…
コトッと音をたてる手元には真っ白の箱。
お風呂あがりに食べたら美味しそう…
そうと決まればお風呂だな。
いそいそと風呂に入って、真っ白の箱を開ける。
ふわっと香る茶葉の香りを楽しんでいたら、目に入ったのは2切れのチョコレートケーキだった。
そっとフォークで切って口の中へ運ぶ…
うわっ!なにこれ!!!
信じられないくらい美味しい!!
甘すぎず、でも程よい甘みを残してすっと消える生クリームに、ナッツが入っているのか柔らかいスポンジと噛みごたえのあるそれ。
優しい味だなぁ…
美味しすぎてもったいないからゆっくり食べよう。
チラッと箱を見るともう1切れ残っている。
ううん、明日のご褒美にする。今日は食べない!!
なんだかケーキに力を貰ったみたいだ。
その日は珍しくよく眠る事ができた。
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