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「何をー！せっかく人が協力してやろーって言ってんのに！
こんなに若くて可愛い女の子を婚約者に出来るんだから有難く思ってよね！」
「へーへー。感謝してるよ。
お前がいなきゃこんな断り方なんて出来なかったもんな」
はー...っと盛大なため息をついたタッちゃん。
ため息をつきたいのは私の方だよ。
バカ。
そんなタッちゃんを少しだけ苛めたくて、私はまた大胆な行動を起こした。
「ねータッちゃん。
もう一回さ、
キス、しようよ」
私のとんでもない提案を聞くと、私を掴んでいた手の力が弱くなりスルッと離れた。
タッちゃん、顔赤くなってる。
「はっ？はっ？？お前、何言って...」
これじゃどっちが経験豊富なのかわかんない。
私よりいっぱいこんな経験してるくせに。
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