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「そんなこと言ったってしゃーねーだろ。
俺、嘘つくの一番苦手だし!」
「もう!タッちゃんがそんなんだからこうして私が色々と用意したんでしょ?
ちょっとは頑張ってよー!」
まだ始まって15分しか経っていない打ち合わせ。
なのにタッちゃんはウンザリ顔だ。
嘘をつけない性格なのは、幼馴染の私が一番よく知っているつもり。
そしてタッちゃんの家族はもちろん、木村のおじさんだって知っているはずだ。
だからこそ、今度断りに行く時にこうして事前に質問される様な事を私が考えて答えを準備しているというのに、肝心のタッちゃんがこうなんだもん。
私の部屋にあるソファに寝転がってくつろぎ始めてしまった。
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